定期テストの英語で100点を取りたいのに、毎回あと数点のところで満点に届かないという人は多くいます。
毎回どこかで失点してしまい、原因がよくわからないまま次のテストを迎えてしまうケースも少なくありません。
実は90点と満点の差は、知識の量ではなくどこで点を落としているかの把握と対策の精度にあります。
この記事では、定期テストの英語で100点を取るにはどうすればいいかについて、失点パターンの分析から科目別の仕上げ方まで解説していきます。
定期テストの英語で100点を取るには?
定期テストの英語で100点を取るには、教科書の本文を何も見ずに英文で再現できるレベルまで仕上げることが必要です。
90点を取るための勉強と100点を取るための勉強は、やることの種類ではなく仕上げの精度が違います。
90点台の生徒は「教科書を読んで理解できる」状態で本番に臨んでいますが、100点を取る生徒は「教科書の英文を見なくても書ける」状態で臨んでいます。
定期テストの英語で出題される内容は、大きく以下の5つに分類できます。
- 単語・熟語問題(約15〜20点):意味・スペル・発音
- 文法問題(約25〜30点):穴埋め・並び替え・英作文
- 長文読解(約30〜35点):教科書本文の内容理解・和訳
- リスニング(約15〜20点):音声を聞いて答える問題
- 英作文・和文英訳(約5〜10点):習った表現を使って書く問題
100点を取るということは、この5つすべてで1点も落とさないということです。
得意分野で稼いで苦手分野でカバーするという発想ではなく、すべての分野で完璧に仕上げるという意識が必要になります。
このように、定期テストの英語で100点を取るには、教科書の本文を何も見ずに英文で再現できるレベルまで仕上げることが必要です。
次は、100点が取れない人がどこで失点しているかを具体的に見ていきます。
英語の定期テストで100点が取れない人の失点パターン
英語の定期テストで100点が取れない人は、ケアレスミス・スペルミス・英作文の減点という3つのパターンのいずれかで失点していることがほとんどです。
90点台まで取れているということは、基礎的な勉強はできています。
問題はそこからの精度であり、「なんとなくわかっている」という状態と「完全に正確に書ける」という状態の差がそのまま失点につながっています。
ケアレスミスによる失点
英語の定期テストで最も多い失点パターンが、問題文の読み違いや答えの書き忘れなどのケアレスミスです。
たとえば「英語で書きなさい」という指示を見落として日本語で書いてしまう、「3語で書きなさい」という条件を無視して4語で書いてしまうといったミスは、知識とは無関係に起きます。
問題文に出てくる指示語(英語で・何語で・否定文で)を読み飛ばすクセがある生徒は、問題を解く前に指示語に丸をつける習慣をつけることでミスを大幅に減らせます。
スペルミスによる失点
英語特有の失点パターンが、スペルミスです。
意味はわかっていても、正確なスペルで書けなければ定期テストでは正解になりません。
よくあるスペルミスのパターンとして、二重子音の見落とし(beginning・runningなど)・silent letter(knowのkなど)・似たスペルの混同(there・their・they’reなど)があります。
単語を覚える際に「見て意味がわかる」だけでなく「何も見ずに正確に書ける」まで繰り返すことが、スペルミスをゼロにする唯一の方法です。
英作文・和文英訳での減点
英作文・和文英訳は「完全正解か減点か」の判断が厳しい問題形式です。
意味は合っているのに、三単現のsを忘れた・冠詞のa/theが抜けた・時制がずれたといった理由で減点されるケースが多くあります。
英作文を書いたあとに「主語・動詞・時制・冠詞・複数形」の5点を必ずチェックする習慣をつけることが、英作文での失点をなくす最も確実な方法です。
このように、英語の定期テストで100点が取れない人は、ケアレスミス・スペルミス・英作文の減点という3つのパターンのいずれかで失点していることがほとんどです。
次は、単語・文法を100点レベルに仕上げるための具体的な方法を見ていきます。
定期テストの英語で100点を取るための単語・文法対策
定期テストの英語で100点を取るための単語・文法対策は、テスト範囲の単語を「見て意味がわかる」から「何も見ずに正確に書ける」まで繰り返すことです。
90点台の生徒と100点の生徒の最も大きな差が、単語の仕上げ精度にあります。
「なんとなく書ける」という状態では、本番で焦ったときにスペルが崩れたり、つづりが曖昧なまま書いてしまったりというミスが起きます。
単語の仕上げ方
テスト範囲の単語をリストアップし、以下の3段階で仕上げます。
まず英単語を見て日本語の意味が瞬時に出てくるかを確認します。
次に日本語を見て英単語が正確に書けるかをテストします。
最後に何も見ない状態で、テスト範囲の単語をランダムに問題形式で確認します。
3段階目で全問正解できた状態が、100点を狙える仕上がりの水準です。
テスト範囲の単語が50語であれば、1日10語ずつ7周するというペースが現実的です。
7周繰り返すことで8割の単語が長期記憶に定着すると言われており、テスト2週間前から始めると余裕をもって仕上げられます。
文法問題の仕上げ方
文法問題で100点を取るには、答えを覚えるのではなく「なぜその答えになるのか」を説明できる状態にすることが必要です。
同じ問題を2周目・3周目と解き直すとき、答えを見て「そうだった」と確認するだけでは定着しません。
問題を見た瞬間に「これは現在完了形を使う問題だからhave+過去分詞の形になる」という思考プロセスが自動で出てくる状態になって初めて、言い回しを変えた問題にも対応できます。
特に並び替え問題と穴埋め問題は、「答えを覚える」のではなく「文法のルールから答えを導く」練習を繰り返すことが100点への近道です。
このように、定期テストの英語で100点を取るための単語・文法対策は、テスト範囲の単語を「見て意味がわかる」から「何も見ずに正確に書ける」まで繰り返すことです。
次は、長文読解で満点を取るための本文対策を見ていきます。
定期テストの英語で100点を取るための本文対策
定期テストの英語で100点を取るための本文対策は、教科書の英文を日本語訳を見ながら英文が再現できるレベルまで音読と書き取りを繰り返すことです。
長文読解は配点が30〜35点と最も高く、ここで1点も落とさないことが100点への最大の条件になります。
定期テストの長文問題は教科書の本文をもとに作られるため、本文を完全に頭に入れることが最も直接的な対策です。
音読の段階的な進め方
100点を取る生徒に共通しているのが、音読の回数です。
教科書を見ながらスラスラ読めるようになるまで繰り返す(目安10〜20回)、次に和訳を確認しながら1文ずつ意味を完全に理解する、最後に日本語訳を見ながら英文を口から出せるかを確認するという3段階で進めます。
ある塾の調査によれば、教科書の本文を50〜100回音読して「スラスラ和訳でき、90%の理解度で音読できる」状態まで仕上げた生徒が90点以上を取ることが多いとされています。
100点を目指すのであれば、音読だけでなく書き取りまで行うことが必要です。
書き取りまで仕上げる
日本語訳を見て対応する英文を何も見ずに書けるかを確認することが、長文問題で100点を取るための最終仕上げです。
教科書の英文を日本語訳のみを見て書き取れた場合、本番でどのような問題形式で出題されても対応できます。
内容一致問題・和訳問題・空欄補充問題・英文の並び替えなど、長文から出題されるすべての問題形式に対して有効な状態です。
書き取りができない部分が残っている場合は、その箇所に印をつけて重点的に繰り返します。
テスト前日には新しいことには手をつけず、書き取りで間違えた箇所だけを集中して仕上げます。
このように、定期テストの英語で100点を取るための本文対策は、教科書の英文を日本語訳を見ながら英文が再現できるレベルまで音読と書き取りを繰り返すことです。
次は、リスニングと英作文で点を落とさないための対策を見ていきます。
定期テストの英語で100点を取るためのリスニング・英作文対策
定期テストの英語で100点を取るためのリスニング・英作文対策は、教科書の音声を繰り返し聞いて耳を慣らし、英作文は書いた後に5項目を必ずチェックすることです。
リスニングと英作文は、準備なしで本番に臨むと思わぬ失点につながりやすい分野です。
逆に言えば、正しい準備をすれば確実に得点を固められる分野でもあります。
リスニング対策
リスニングで100点を取るための最も効果的な準備は、教科書の音声を繰り返し聞いて英語のリズムと発音に慣れておくことです。
テスト前日までに教科書のテスト範囲の音声を毎日10〜15分聞き、音読と組み合わせて耳と口の両方から英語に慣れておきます。
本番では問題が読まれる前に選択肢を先読みし、何を聞き取るべきかを事前に把握してから音声に集中することで正答率が大きく上がります。
選択肢の中に数字・場所・人物・時間などのキーワードが含まれている場合は、そこに下線を引いて意識を集中させます。
聞き取れなかった場合でも消去法で選択肢を絞れることがあるため、わからなくてもすぐに次の問題に切り替える判断力も重要です。
英作文・和文英訳対策
英作文で100点を取るには、教科書で学習した表現をそのまま正確に使うことが最も確実な方法です。
難しい表現を使おうとして文法ミスをするより、習った文法・語彙を正確に使う方が減点されません。
英作文を書いた後は必ず以下の5項目を確認します。
- 主語と動詞が揃っているか
- 時制(現在・過去・未来・完了形)は正しいか
- 三単現のsは正しくついているか(または省かれているか)
- 冠詞(a・the)は適切か
- 名詞の複数形は正しいか
この5項目のチェックを習慣にするだけで、英作文での失点を大幅に減らすことができます。
このように、定期テストの英語で100点を取るためのリスニング・英作文対策は、教科書の音声を繰り返し聞いて耳を慣らし、英作文は書いた後に5項目を必ずチェックすることです。
最後に、テスト直前に行う最終確認のチェックリストを見ていきます。
定期テストの英語で100点を取るための直前チェックリスト
定期テストの英語で100点を取るための直前チェックリストは、単語の書き取り・本文の再現・英作文の5項目確認の3点を前日に行うことです。
テスト直前に新しい問題集を開いたり、まだ手をつけていない範囲を詰め込もうとしたりすることは、100点を目指す生徒がやってはいけない最大のミスです。
前日にすべきことは「新しい知識を入れること」ではなく「これまで仕上げてきた内容の最終確認をすること」です。
前日にやること
単語の書き取りで全問正確に書けるかを最終確認します。
1問でも書けない単語があれば、その単語だけを繰り返し書いて定着させます。
教科書の本文を日本語訳を見ながら英文が口から出てくるかを確認します。
詰まった箇所にはふせんを貼り、直前の5分でその箇所だけを重点的に確認します。
間違いノートやワークで間違えた問題を見直し、同じパターンのミスが起きないことを確認します。
当日にやること
テスト開始前の待ち時間に、単語と本文の最終確認を行います。
テスト開始後は最初に全体をざっと見渡し、解けそうな問題から着手します。
英作文問題は最後に回し、時間に余裕があるときに5項目チェックを行います。
見直しの時間を必ず確保するために、1問に時間をかけすぎないことを意識します。
わからない問題は空白のまま次に進み、最後に戻って取り組みます。
1点も落とさないためには、解けると思っていた問題でのケアレスミスをゼロにすることが最優先です。
このように、定期テストの英語で100点を取るための直前チェックリストは、単語の書き取り・本文の再現・英作文の5項目確認の3点を前日に行うことです。

