定期テストの保護者コメント欄に何を書けばいいのかわからず、毎回悩んでしまう保護者の方はいらっしゃいませんか?
成績が良かったときはまだしも、思うような結果が出なかったときや、毎回書いているとマンネリ化してしまい言葉が浮かばないという声も少なくありません。
ただ、コメントには書き方の基本の型があり、それに沿えば状況を問わず前向きな一言を書くことができます。
この記事では、定期テストの保護者コメントは何を書くかについて、書き方の基本と状況別の例文を整理していきます。
定期テストの保護者コメントは何を書く?
定期テストの保護者コメントは、子どもの努力や取り組みの過程を認め、次に向けた前向きな言葉を書くのが基本です。
コメント欄には、主に2つの役割があります。
1つは、保護者が成績表を確認したことを学校に示す確認の役割です。
もう1つは、子どもの努力を認めて励ますという、家庭と学校をつなぐコミュニケーションの役割です。
このコメントは担任の先生も読みますが、それ以上に子ども本人がほぼ必ず読んでいます。
そのため、点数や順位の結果だけに触れるのではなく、テストに向けてどう取り組んだかという過程を認める言葉を書くことが大切です。
「結果を褒める」よりも「努力の過程を認める」ほうが、子どもの自己肯定感を高め、次への意欲につながります。
成績が良くても悪くても、この基本の姿勢は変わりません。
なお、保護者コメントは中学生だけでなく高校生の成績表にもある場合が多く、書き方の考え方は共通しています。
高校生の場合は本人の自主性を尊重し、過度に干渉しすぎない温かい見守りの言葉が向いています。
このように、定期テストの保護者コメントは、子どもの努力や取り組みの過程を認め、次に向けた前向きな言葉を書くのが基本です。
次は、コメントの書き方の基本の型を見ていきます。
定期テストの保護者コメントの書き方の基本
定期テストの保護者コメントの書き方の基本は、良かった点を認め、気になる点にも触れ、次への期待で締めるという流れで構成することです。
何を書けばいいか迷ったときは、次の3つの要素を順番に書くと、まとまりのあるコメントになります。
①良かった点・頑張っていた点を書く
まず、今回のテストで良かった点や、努力していた様子を具体的に書きます。
「毎日机に向かっていた」「苦手な教科に取り組んでいた」など、家庭で見えた頑張りを書くと、先生にも家庭での様子が伝わります。
点数が上がった教科があれば、その事実を具体的に書くと本人の励みになります。
②気になる点・次の課題に触れる
次に、改善してほしい点や次の課題に軽く触れます。
ただし、ここを長く書きすぎると子どもが責められていると感じるため、あくまで短く前向きに書くのがポイントです。
「提出物を早めに取り組めるといい」など、具体的で実行しやすい課題を挙げます。
③次への期待・応援で締める
最後に、次のテストへの期待や応援の言葉で締めます。
「次も頑張ってほしい」「この調子で続けてほしい」など、前向きな言葉で終えることで、子どもが読んだときにやる気につながります。
この3つの流れに沿えば、成績の良し悪しにかかわらず、バランスの取れたコメントが書けます。
このように、定期テストの保護者コメントの書き方の基本は、良かった点を認め、気になる点にも触れ、次への期待で締めるという流れで構成することです。
次は、状況別の具体的な例文を見ていきます。
定期テストの保護者コメントの状況別の例文
定期テストの保護者コメントの例文は、成績が上がった・下がった・平均だった・努力が見られたという状況別に用意しておくと、迷わず書けます。
お子さんの状況に近いものを選び、名前や教科を入れ替えて使ってください。
成績が上がった・良かった場合
成績が上がったときは、努力の成果を具体的に認めるコメントが効果的です。
- 前回より全体的に点数が上がり、日々の努力の成果を感じています。この調子で頑張ってほしいです。
- 苦手だった数学の点数が上がり、本人も自信がついたようです。今後も諦めずに取り組んでほしいです。
- 今回は自分で計画を立てて勉強を進めていました。目標を達成できたことを本人も喜んでいます。
- 毎日コツコツと勉強に取り組んだ成果が出たと思います。努力が結果につながる経験ができてよかったです。
- 目標にしていた点数を超えることができ、家族も一緒に喜びました。次のテストも自信を持って臨んでほしいです。
成績が下がった・思うような結果が出なかった場合
成績が下がったときは、責めるのではなく、努力を認めて次につなげるコメントを心がけます。
- 今回は思うような結果になりませんでしたが、テスト前は集中して勉強に取り組んでいました。次に向けて苦手を克服してほしいです。
- 部活動との両立が難しかったようです。次回は計画的に取り組めるよう、家庭でも見守っていきます。
- 苦手な教科が明確になったので、家庭でもサポートしていきたいと思います。少しずつ成長できるよう励まします。
- 結果は残念でしたが、本人も次は頑張ると意欲を見せています。次回に期待しています。
- 今回は苦手分野に時間をかけすぎてしまったようです。全体のバランスを考えて取り組めるよう見守っていきます。
平均点前後だった場合
平均前後のときは、安定して取り組めている点を認めつつ、次の目標に触れます。
- 平均点前後でしたが、前回より落ち着いて勉強に向かっていました。努力の継続を見守りたいと思います。
- 大きな苦手もなく、バランスよく取り組めていました。得意教科をさらに伸ばせるよう応援しています。
- 安定した結果を出せていました。次はもう一歩上を目指して頑張ってほしいです。
結果は出なかったが努力が見られた場合
点数につながらなくても努力していたときは、その過程をしっかり認めます。
- すぐに結果には表れませんでしたが、毎日机に向かう姿に成長を感じました。この頑張りは必ず次につながると思います。
- 苦手な教科から逃げずにチャレンジする姿が立派でした。次のテストでも挑戦し続けてほしいです。
- 自分なりに工夫して勉強に取り組んでいました。努力を続ければ結果はついてくると信じています。
このように、定期テストの保護者コメントの例文は、成績が上がった・下がった・平均だった・努力が見られたという状況別に用意しておくと、迷わず書けます。
最後に、コメントで避けたいNGな書き方を見ていきます。
定期テストの保護者コメントで避けたいNGな書き方
定期テストの保護者コメントで避けたいNGな書き方は、結果だけを責める言葉・他人と比較する言葉・毎回同じ言葉の3つです。
子どもはコメントをよく読んでいるため、書き方によってはやる気を下げてしまうことがあります。
結果だけを責める書き方
「もっと頑張りなさい」「なぜこんな点数なのか」など、結果だけを責める言葉は避けます。
本人も結果が出なかったことにショックを受けているため、責める言葉は追い打ちになり、勉強への意欲を下げてしまいます。
努力した過程を認めたうえで、次への課題を前向きに伝えることが大切です。
他人と比較する書き方
「〇〇さんはもっと良い点なのに」「兄はできたのに」など、他人やきょうだいと比較する言葉は避けます。
比較されると子どもは自信を失い、自己肯定感が下がります。
比べるなら他人ではなく、前回の本人の結果と比べて成長した点を伝えるようにします。
毎回同じ言葉になる書き方
「頑張りました」「次も頑張ってほしい」だけを毎回繰り返すと、子どもに気持ちが伝わりにくくなります。
今回のテストで具体的に何を頑張っていたか、どの教科が良かったかを盛り込むことで、「ちゃんと見てくれている」という安心感につながります。
マンネリを避けるには、家庭で見えた具体的な様子を一つ入れることを意識します。
長く書きすぎる
コメント欄は限られたスペースのため、長く書きすぎる必要はありません。
2〜4文程度で、良かった点・課題・期待を簡潔にまとめるのがちょうどよい分量です。
短くても、子どもの頑張りを具体的に認める一言が入っていれば十分に気持ちは伝わります。
このように、定期テストの保護者コメントで避けたいNGな書き方は、結果だけを責める言葉・他人と比較する言葉・毎回同じ言葉の3つです。


