定期テストの国語の勉強法がわからず、何をすればいいか迷っている中学生や高校生は多くいるようです。
「センスだから勉強しても仕方ない」「日本語だから対策しなくても解ける」と思って、後回しにしてしまうケースも少なくありません。
ただ、範囲が決まっているテストは、正しく対策すれば短期間でも点数を上げやすい教科です。
この記事では、定期テストの国語の勉強法について、点数が取れない原因から分野別の対策まで整理していきます。
定期テストの国語の勉強法とは?
定期テストの国語の勉強法の基本は、教科書の文章を繰り返し読み込み、漢字・語句・文法を暗記して確実に得点することです。
定期テストの国語が模試や入試と根本的に違うのは、出題される文章が「授業で扱った教科書の文章」に限られている点です。
初見の文章を読み解く模試や入試と異なり、定期テストは事前に文章の内容を頭に入れておけるため、対策次第で高得点を狙えます。
定期テストの国語で点を取るための基本は、次の要素に分けられます。
- 漢字・語句:範囲が決まっており、覚えれば確実に得点できる
- 教科書本文の内容:授業で扱った文章から出題されるため、読み込みで対応できる
- 文法・古典文法:ルールを理解して問題演習を繰り返せば得点できる
- 記述問題:本文の内容理解をもとに、根拠を示して答える
このうち漢字・語句・文法は暗記で確実に得点でき、配点も一定あるため、まずここを固めることが基本です。
そのうえで、教科書本文を読み込んで内容理解を深めることで、読解問題にも対応できるようになります。
国語が「暗記で点が取れる」と言われるのは、出題される文章が決まっていること、問題を作れる箇所が限られていること、漢字・語句・文法は覚えるしかないことの3つが理由です。
範囲が決まっている定期テストだからこそ、その範囲を確実に覚えきることが得点に直結します。
このように、定期テストの国語の勉強法の基本は、教科書の文章を繰り返し読み込み、漢字・語句・文法を暗記して確実に得点することです。
次は、国語で点数が取れない原因を見ていきます。
定期テストの国語で点数が取れない原因
定期テストの国語で点数が取れない最も多い原因は、教科書の文章を読み込まず、ワークを解くだけで対策を終わらせていることです。
長時間勉強しているのに国語の点数が上がらない人には、共通した特徴があります。
教科書本文を読み込んでいない
定期テストの国語は、授業で扱った教科書の文章から出題されます。
その文章を読み込まずにワークだけを解いていると、本文の内容が頭に入っておらず、内容を問う問題や記述問題に対応できません。
教科書の文章を繰り返し読んで内容を頭に入れておけば、テスト中に本文を読み直さなくても問題を読むだけで答えられるようになります。
黙読で済ませている
教科書を読む際に、黙読だけで済ませている人は記憶に残りにくくなります。
黙読は目からの情報しか入らないのに対し、音読は口と耳も使うため、内容が記憶に残りやすくなります。
「勉強しているのに点が上がらない」という人の多くは、音読をしていないという特徴があります。
漢字・語句を後回しにしている
漢字や語句は、覚えれば確実に得点できる分野です。
多くの学校で漢字は10〜30点程度の配点があり、ここを落とすのは大きな損失です。
読解問題に不安があっても、まず漢字・語句を確実に得点できるようにすることで、点数の土台を固められます。
記述問題を自己流で答えている
記述問題を、本文の根拠を示さずに自分の感覚だけで答えている人は得点が安定しません。
記述問題は「本文のどこが根拠か」を示して答えることが求められ、自分の言葉で勝手に言い換えると減点されます。
このように、定期テストの国語で点数が取れない最も多い原因は、教科書の文章を読み込まず、ワークを解くだけで対策を終わらせていることです。
次は、分野別の具体的な勉強法を見ていきます。
定期テストの国語の分野別の勉強法
定期テストの国語の分野別の勉強法は、漢字は反復暗記、現代文は音読による内容把握、古文漢文は現代語訳との照合、文法はルールの理解と演習という形で対策を変えることです。
国語はいくつかの分野に分かれており、それぞれ効果的な勉強法が異なります。
漢字・語句の勉強法
漢字は、書き取り練習で読みと書きの両方を覚えます。
1回書いて覚えることを意識し、覚えたらすぐに小テストで確認するというリズムで進めると効率よく定着します。
間違えた漢字だけをもう一度書いてテストし、満点になるまで繰り返します。
語句・慣用句も、意味とセットで覚えることで記述問題や内容理解にも役立ちます。
現代文の勉強法
現代文は、教科書の文章を音読して内容を頭に入れることが最も重要です。
ただ読むだけでなく、登場人物が何を伝えようとしているのか、筆者が何を主張しているのかを考えながら読みます。
音読は1日に大量に行うより、毎日少しずつ繰り返す方が定着します。
たとえば1日2回を2週間続けるように、テスト2週間前から計画的に音読を積み重ねることが効果的です。
授業ノートも見直し、先生が本文のどこを重要と説明したか、キーワードや指示語がどう使われているかを確認します。
音読を繰り返して本文の内容が頭に入ると、テスト中に本文を読み直す時間が節約でき、その分を難しい記述問題に使えるようになります。
内容理解が深まることで読解問題の正答率も上がり、音読は基礎点と応用点の両方を底上げする効果があります。
古文・漢文の勉強法
古文・漢文は、まず現代語訳と原文を照らし合わせて内容を理解します。
現代語訳を見て原文の意味が取れる状態にしたうえで、音読を繰り返して本文に慣れます。
古典文法(助動詞の活用・意味、漢文の句法)は、ルールを理解してワークの問題で繰り返し確認します。
歴史的仮名遣いや重要古語も暗記事項として覚えておきます。
文法の勉強法
文法(品詞の分類、活用、係り受けなど)は、ルールを理解したうえで問題演習を繰り返します。
品詞の分類や活用技法は、ワークを1度解いただけでは理解しきれないことが多いため、繰り返し問題を解いて解き方の考え方を身につけます。
暗記だけでなく「なぜその品詞になるのか」を判断できるようにすることで、初見の文にも対応できます。
このように、定期テストの国語の分野別の勉強法は、漢字は反復暗記、現代文は音読による内容把握、古文漢文は現代語訳との照合、文法はルールの理解と演習という形で対策を変えることです。
最後に、国語で高得点を取るための応用対策を見ていきます。
定期テストの国語で高得点を取るための応用対策
定期テストの国語で高得点を取るための応用対策は、記述問題の答え方を身につけ、問題文の指示を正確に読み取ってケアレスミスをなくすことです。
漢字・語句・本文の読み込みで基礎点を固めたうえで、90点以上を狙うには記述問題と細かいミスへの対策が必要です。
記述問題の答え方を身につける
記述問題は、本文中の言葉を使って根拠を示しながら答えることが基本です。
自分の言葉で勝手に言い換えると、採点基準から外れて減点されることがあります。
模範解答と自分の解答を比べて、どの要素が入っていれば得点になるのかを確認する習慣をつけると、書き方のくせや表現の甘さに気づけます。
学校のワークの記述問題は、問題と模範解答をセットで覚え、「この問われ方ならこう答える」というパターンを身につけておくと本番で対応しやすくなります。
問題文の指示を正確に読み取る
国語のテストでは「〇字以内で」「正しいものを選べ」「書き抜きなさい」など、さまざまな聞き方がされます。
指示を読み間違えると、内容が合っていても得点になりません。
問題文の重要な部分に線を引く・丸で囲むなどして、何を問われているかを正確に把握してから答えます。
見直しでケアレスミスをなくす
国語は解き終わるのが早いと気が緩み、見落としや単純ミスが増えがちです。
余った時間で、漢字の誤字脱字がないか、読解問題の答えの根拠が合っているかを見直します。
特に漢字は、覚えていても書き間違えると得点にならないため、丁寧に確認します。
直前の時間がないときの優先順位
テスト直前に国語に回せる時間が少ない場合は、漢字・語句と読解問題に絞って対策します。
漢字を8割以上覚えた状態にしたうえで、ワークの読解問題を問題と解答をセットで確認します。
配点の高い読解問題を優先することで、短時間でも効率よく点数を積み上げられます。
このように、定期テストの国語で高得点を取るための応用対策は、記述問題の答え方を身につけ、問題文の指示を正確に読み取ってケアレスミスをなくすことです。

