定期テストでカンニングをするとどうなるのか、その処分や影響が気になっている中学生や高校生は多くいるかもしれません。
出来心や追い詰められた末に不正をしてしまい、バレたらどうなるのかと不安を抱えているケースや、これから起きうる事態を知っておきたいというケースもあります。
ただ、その結果はその場の点数だけにとどまらず、内申点や進路にまで影響が及ぶことがあります。
この記事では、定期テストでカンニングをするとどうなるかについて、処分の内容と受験への影響を整理していきます。
定期テストでカンニングをするとどうなる?
定期テストでカンニングが発覚すると、そのテストが0点になるだけでなく、他教科も0点扱いになったり保護者が呼び出されたりするなど、処分が段階的に広がることがあります。
カンニングが見つかった場合の処分は、多くの場合以下のように段階的に進みます。
- その教科のテストが0点になる(ほぼ確実)
- その回の他教科のテストも0点扱いになる(可能性が高い)
- 保護者が呼び出され、状況説明と今後の対応が話し合われる
- 反省文の提出や別室指導などの指導が行われる
まず、カンニングが発覚した教科の点数は0点になります。
これはほぼ避けられない処分です。
さらに深刻なのは、その回の他教科のテストも0点扱いになる可能性があることです。
1つの教科でカンニングがあった場合、他の教科でも不正をしたのではないかと疑われるため、その回の定期テスト全体が0点になることも珍しくありません。
また、カンニングが発覚すると保護者が呼び出され、状況や今後の対応について説明が行われるため、必ず親にも伝わります。
処分の重さは学校によって異なりますが、繰り返した場合や悪質と判断された場合には、指導がより重くなることもあります。
なお、カンニングをする生徒はいわゆる素行の悪い生徒とは限らず、「良い点数を取りたい」と強く思う真面目な生徒が追い詰められて手を出してしまうケースも少なくありません。
だからこそ、点数へのプレッシャーを不正ではなく正しい努力で解消する方法を知っておくことが重要です。
このように、定期テストでカンニングが発覚すると、そのテストが0点になるだけでなく、他教科も0点扱いになったり保護者が呼び出されたりするなど、処分が段階的に広がることがあります。
次は、カンニングがどのようにしてバレるのかを見ていきます。
定期テストのカンニングがバレる主な理由
定期テストのカンニングがバレる主な理由は、試験監督による現行犯の発見と、点数や解答の不自然さから疑われるケースの2つです。
「うまくやればバレない」と考える人もいますが、実際にはさまざまな形で発覚します。
試験監督による現行犯の発見
最も多いのが、試験中に監督の先生に見つかるケースです。
カンニングペーパーを見ているところや、周囲の答案をのぞき込む動作、手や机への書き込みなどは、試験監督が教室全体を見渡している中で気づかれやすい行為です。
試験監督は不正を防ぐために教室を巡回しており、不自然な視線や手の動きはすぐに目につきます。
点数や解答の不自然さから疑われる
現行犯でなくても、答案の内容からカンニングが疑われることがあります。
普段の成績から大きくかけ離れた高得点を突然取った場合、先生は不審に思います。
また、難しい問題は正解しているのに簡単な問題を間違えている、特定の生徒同士で誤答のパターンまで一致しているといった不自然さも、カンニングを疑う材料になります。
こうした違和感から追加で調査され、発覚につながることがあります。
カンニングは結果的に成績を下げることも多い
カンニングをしても、思ったような点数が取れないことも少なくありません。
不正がバレないように意識が向くことで問題に集中できず、かえって普段より点数が下がることもあります。
カンニングで高得点を狙ったのに、いつもより悪い結果になるというケースは実際に起こります。
このように、定期テストのカンニングがバレる主な理由は、試験監督による現行犯の発見と、点数や解答の不自然さから疑われるケースの2つです。
次は、カンニングが内申点と高校受験に及ぼす影響を見ていきます。
定期テストのカンニングが内申点と高校受験に及ぼす影響
定期テストのカンニングは、点数が0点になることで内申点が大きく下がり、高校受験では志望校の選択肢や推薦入試の可能性を狭める影響を及ぼします。
カンニングの影響は、その場の処分だけで終わりません。
定期テストの点数が内申点に直結するため、0点になることで内申点全体が大きく下がります。
内申点への影響
定期テストの点数は内申点の大きな柱です。
カンニングで教科が0点になれば、その学期の該当教科の評定は大きく下がります。
他教科も0点扱いになった場合、複数の教科の評定が同時に下がり、内申点全体が崩れることになります。
特に高校受験を控えた中3の時期にカンニングが発覚すると、内申点への影響が受験に直結します。
推薦入試への影響
内申点が下がることに加え、カンニングという不正行為があった事実そのものが推薦入試に影響します。
私立の専願や公立の推薦などでは、学校長からの推薦が必要になります。
カンニングをした生徒に対して学校が推薦を出すことは難しく、推薦入試の道が閉ざされる可能性が高くなります。
挽回できるかどうか
1回のカンニングによる評定の低下は、次の学期で挽回できる可能性があります。
ただし、マイナスが大きすぎる場合は挽回が難しく、内申点が回復しないまま受験を迎えることもあります。
内申点の反映範囲は都道府県によって異なり、中3のみを見る地域もあれば中1からの積み重ねを見る地域もあるため、自分の地域の制度を確認しておくことが重要です。
このように、定期テストのカンニングは、点数が0点になることで内申点が大きく下がり、高校受験では志望校の選択肢や推薦入試の可能性を狭める影響を及ぼします。
最後に、カンニングをしてしまった後にすべきことを見ていきます。
定期テストでカンニングをしてしまった後にすべきこと
定期テストでカンニングをしてしまった後にすべきことは、素直に謝罪して与えられた処分を受け止め、二度と繰り返さないと決めて次のテストに向き合うことです。
カンニングをしてしまった事実は消せませんが、その後の行動によって信頼を少しずつ取り戻すことはできます。
素直に謝罪する
カンニングが発覚したら、まずは素直に謝ることが大切です。
言い訳をしたり事実を否定したりしても状況は改善せず、かえって信頼を失います。
自分がしたことを認め、反省の姿勢を示すことが、その後の対応の出発点になります。
与えられた処分を受け止める
カンニングには相応の処分が伴います。
0点という結果や指導を受け止め、それを次に生かすことが重要です。
中学生や高校生はまだ未熟であり、失敗をすることもあります。
一度カンニングをしてしまったからといって「人生が終わった」と考える必要はなく、処分を受け止めて心を入れ替えれば、そこから立て直すことができます。
二度と繰り返さない
最も大切なのは、同じ失敗を繰り返さないことです。
カンニングをしてしまった背景には、「点数を取りたいのに実力が足りない」という焦りがあることが多いです。
その焦りを、不正ではなく正しい勉強で解消していくことが、根本的な解決になります。
カンニングに頼らず点数を取る方法に切り替える
カンニングをしなくても、正しい勉強法で点数を上げることは十分に可能です。
学校のワークを繰り返し解いて基礎を固め、間違えた問題を解き直して定着させることで、実力で点数を取れるようになります。
追い詰められて不正に走るのではなく、日頃から計画的に勉強を進めることで、カンニングに頼る必要のない状態をつくることが大切です。
このように、定期テストでカンニングをしてしまった後にすべきことは、素直に謝罪して与えられた処分を受け止め、二度と繰り返さないと決めて次のテストに向き合うことです。


