定期テストの計画表はどう作る?失敗しない立て方について

定期テスト

定期テストの計画表をどう作ればいいのかわからず、毎回行き当たりばったりで勉強してしまうという中学生や高校生の方はいらっしゃいませんか?

立てても途中で崩れてしまう、そもそも何を書けばいいかわからない、といった悩みから、作ること自体を諦めてしまうケースも少なくありません。

ただ、正しい手順を知れば、計画倒れせず結果につながる形を自分で作ることができます。

この記事では、定期テストの計画表はどう作るかについて、準備から具体的な立て方、計画倒れを防ぐコツまで整理していきます。

定期テストの計画表はどう作る?

定期テストの計画表は、テスト範囲の全体量を把握し、目標を決めたうえで、やるべき内容を日ごとに具体的に振り分けることで作ります。

計画表を作る目的は、限られた時間で全教科をバランスよく仕上げ、直前に慌てないようにすることです。

無計画に勉強すると、得意な教科ばかりに時間を使ったり、提出物が終わっていなかったりと、非効率な状態に陥りがちです。

計画表を作る基本の流れは、次の4ステップです。

  • テスト範囲と全体量を把握する
  • 教科ごとの目標を設定する
  • やるべき内容を日ごとに振り分ける
  • 進み具合を見ながら修正する

重要なのは、「英語を2時間」といった漠然とした計画ではなく、「英語のワークの文法問題を2時間」というように具体的な内容まで落とし込むことです。

内容が具体的であるほど、その日に何をすればいいか迷わず、計画を実行しやすくなります。

また、計画表には勉強の予定だけでなく、提出物の期限も書き込んでおくことが重要です。

定期テストでは、ワークなどの提出物がテスト当日や前日に締め切られることが多く、計画に入れていないと直前に慌てることになります。

計画表を「やることリスト」として使うことで、勉強の進度管理と提出物の管理を同時に行えます。

このように、定期テストの計画表は、テスト範囲の全体量を把握し、目標を決めたうえで、やるべき内容を日ごとに具体的に振り分けることで作ります。

次は、計画表を作る前に準備しておくことを見ていきます。

定期テストの計画表を作る前に準備すること

定期テストの計画表を作る前に準備することは、前回のテストの振り返り・テスト範囲の確認・教科ごとの目標設定の3つです。

いきなり計画表を書き始めるのではなく、この3つの準備を済ませておくことで、実行できる計画が作れます。

前回のテストを振り返る

まず、前回の定期テストを見直します。

どの問題でミスをしたか、どの分野の理解が不足していたかを分析することで、今回のテストで重点を置くべき部分が見えてきます。

同時に、その教科・先生の出題傾向も確認しておきます。

テストごとに大きく構成が変わることは少ないため、前回の傾向から今回の対策の方向性を予想できます。

さらに、各教科の担当の先生から、テスト範囲の中で特に重要な部分や勉強のコツを聞いておくことも有効です。

先生は「ここは大事」「ここが出やすい」といったヒントを授業中に出していることが多く、それを計画に反映させることで効率が上がります。

テスト範囲と全体量を確認する

テスト範囲が発表されたら、その内容をすべて確認します。

ワークのページ数、問題の数、暗記が必要な単語数などを具体的に把握することで、必要な勉強量が見えてきます。

範囲が発表される前でも、「前回のテスト範囲の続き」と「今授業で進んでいる内容」は確実に出るため、その部分から先取りで進めておくことができます。

全体量を把握する際は、単純にページ数だけを見るのではなく、暗記が必要な量や問題の難易度も含めて確認します。

同じ10ページでも、基礎の語句が並ぶページと応用問題が詰まったページでは、必要な時間がまったく異なるためです。

教科ごとの目標を設定する

前回の結果をもとに、教科ごとに実現可能な目標点を設定します。

前回50点だった教科でいきなり90点を目指すのは現実的ではありません。

前回プラス20点のように、段階を踏んで到達できる目標を決めることで、モチベーションを保ちやすくなります。

目標は全教科に設ける必要はなく、特に伸ばしたい教科に絞って設定しても構いません。

このように、定期テストの計画表を作る前に準備することは、前回のテストの振り返り・テスト範囲の確認・教科ごとの目標設定の3つです。

次は、計画表の具体的な立て方の手順を見ていきます。

定期テストの計画表の具体的な立て方の手順

定期テストの計画表の具体的な立て方は、全体の勉強量を日数で割り、苦手科目から先に配置し、複数教科をローテーションで組むという手順で進めます。

準備が整ったら、実際に日ごとの予定に落とし込んでいきます。

①勉強できる日数と時間を確認する

まず、テストまでの日数と、1日に確保できる勉強時間を把握します。

部活や習い事など動かせない予定を先に書き込み、残りの時間を勉強に割り当てます。

勉強時間の目安は、部活がある日で1〜2時間、部活が休止になる直前期は1日3時間前後が現実的です。

中間テストは2週間前、科目数が増える期末テストは3週間前から計画を組むのが目安です。

期末テストは実技4教科も加わるため、主要5教科だけで計画を組むと直前に実技教科が手つかずになるので注意が必要です。

②苦手科目・範囲が広い教科から先に配置する

計画表には、苦手な教科や暗記量が多い教科を早い時期に配置します。

苦手科目は理解に時間がかかるため、後回しにすると直前に手が回らなくなります。

早めに着手しておくことで、直前期に他の教科の勉強時間を圧迫せずに済みます。

③複数教科をローテーションで組む

1日1教科ではなく、毎日いくつかの教科を組み合わせて計画を立てます。

「今日から3日間は英語だけ」という組み方は効率が下がるため避けます。

「今日は理科と英語、明日は社会と国語、次の日は数学」というように、複数教科が短い周期で回ってくるように組むことで、記憶が定着しやすくなり気分転換にもなります。

④問題のレベルを段階的に上げる

計画は、基礎から応用へと段階的にレベルを上げる流れで組みます。

最初の時期はワークの基礎問題や語句の暗記でテスト範囲を1周し、記憶が定着してきたら応用問題、直前に単元末の総まとめ問題という流れが効果的です。

理系科目は特に注意が必要で、「1回解いたから大丈夫」と思っていても、1回では定着していないことが多くあります。

見たことはあるのに解けないという状況を避けるため、間違えた問題は数日おきに繰り返し解き直す予定を計画に組み込みます。

⑤やる内容を具体的に書く

各日の予定には、「数学ワークp.20〜25」「英単語30個」のように具体的な内容を書きます。

「数学を勉強する」という漠然とした書き方では、何をすればいいか迷ってしまいます。

1日ごとの勉強時間の目安も書いておくと、取り組むハードルが下がりやる気が出やすくなります。

このように、定期テストの計画表の具体的な立て方は、全体の勉強量を日数で割り、苦手科目から先に配置し、複数教科をローテーションで組むという手順で進めます。

最後に、計画倒れを防ぐコツを見ていきます。

定期テストの計画表で計画倒れを防ぐコツ

定期テストの計画表で計画倒れを防ぐコツは、予備日を設けること・詰め込みすぎないこと・定期的に見直して修正することです。

計画表は作って終わりではなく、実行できてこそ意味があります。

計画倒れを防ぐための工夫を最初から組み込んでおくことが重要です。

予備日を設ける

計画は必ず予定通りに進むとは限りません。

体調不良や理解に時間がかかる日を想定して、週に1日は予備日を設けておきます。

予備日があれば、遅れが出ても取り戻すことができ、計画全体が破綻するのを防げます。

詰め込みすぎない現実的な計画にする

計画を立てる段階で、無理な量を詰め込まないことが重要です。

「1日に5教科を完璧に」といった非現実的な計画は、実行できず挫折につながります。

自分の集中力や実際の勉強ペースを踏まえて、こなせる分量に調整します。

計画を鉛筆で下書きし、時間を置いて見直すと「ここは多すぎる」といった不具合に気づきやすくなります。

定期的に見直して修正する

計画は一度立てたら固定するのではなく、進み具合に応じて修正します。

3日に一度は計画と実際の進捗を照らし合わせ、ずれを修正することが大切です。

ずれを放置すると、直前になって取りこぼしや計画の破綻が生じます。

うまくいかない日があっても、想定以上に進んだ日があっても、そのつど調整して自分に合った計画に育てていくことが大切です。

また、わからない問題が出てきたときのために、先生に質問する時間をあらかじめ計画に入れておくと安心です。

疑問を後回しにすると直前まで解決できず、その単元がまるごと不安要素として残ってしまいます。

質問する日を決めておけば、わからない箇所をその都度つぶしていけるため、直前に慌てずに済みます。

睡眠を削る計画にしない

計画に無理があると、睡眠時間を削って取り戻そうとしがちです。

しかし記憶は睡眠中に整理・定着されるため、徹夜や寝不足はかえって効率を下げます。

睡眠時間を確保したうえで実行できる計画を立てることが、結果的に高得点につながります。

このように、定期テストの計画表で計画倒れを防ぐコツは、予備日を設けること・詰め込みすぎないこと・定期的に見直して修正することです。